Wルーフ客車第三弾はスロハ31です。実車は、昭和4年から製造された標準型の2・3等合造車で、末期は格下げられてスハ50となり、昭和40年代まで活躍しました。今回の製品から、デッキと台枠の構造を見直し、更に組みやすい構造へ改良しました。Wルーフは上屋根を薄板のプレスとした軽量構造で、ダブルエッチングを駆使したとても組み易い構造になっています。製品は台車まで含めたトータルキットです。
　製品は昭和20年代までの姿ですが、別売りのパーツを使うと末期の姿に改造することも可能です。キットはその改造を考慮した構造になっています。この後は、スハフ32、マニ31等も製品化する予定です。

写真は試作品ですので、製品とは一部異なります。