マイネ38(37130)形客車
HO Scale Model

 実車は、昭和5年に大宮工場で「富士」用に5輛製造された一等寝台車で、昭和16年にマイネ38 1〜5に改番されています。戦後は連合軍に接収され、その間に1・4・5の3輛が冷房化されています。返還後も連合軍専用「特殊列車」に使用されていました。昭和30年に1等寝台が廃止されたのに伴い、マロネ49 1〜5に改番されています。東海道・山陽の急行列車などで使用され続けましたが、昭和35年に全車オシ17へ改造されました。製品はスハフ32等同様、ベンチレータが2ピースのプラスチック製となり、より一段と実感的になっています。Wルーフは上屋根を薄板のプレスとした軽量構造で、ダブルエッチングを駆使したとても組み易い構造になっています。製品は台車まで含めたトータルキットです。そのまま組んで頂くと昭和20年代までの非冷房時代の姿となりますが、別売りのパーツを使うと末期の姿に改造することも可能です。キットはその改造を考慮した構造になっています。



品番  製品名  価格(税別)
0707  マイネ38形客車(Wルーフ)  \41,000.-


 

企画・製作

写真は試作品ですので、製品とは一部異なります。