マロネ37(37350)形客車
HO Scale Model

 実車は、昭和5〜6年に日本車輌、川崎車輌および鷹取、小倉工場で47輛製造されたマロネ37350〜37396で、昭和16年にマロネ37 44〜90に改番されています。戦後3等車に改造されずに残った5輛が進駐軍に接収された後、昭和28年にマロネ29 21〜25に改番されています。東海道・山陽の急行列車などで使用されましたが、昭和38年までに全車現役を引退しました。製品はスハフ32等同様、ベンチレータが2ピースのプラスチック製となり、より一段と実感的になっています。Wルーフは上屋根を薄板のプレスとした軽量構造で、ダブルエッチングを駆使したとても組み易い構造になっています。製品は台車まで含めたトータルキットで、今月末発売を予定しています。現在ご予約を受付中です。

 製品は昭和20年代までの姿ですが、別売りのパーツを使うと末期の姿に改造することも可能です。キットはその改造を考慮した構造になっています。また、今年は戦前の特別急行列車「富士」に使われた車種を製品化して行こうと思っています。マロネの後は、マイネ38、スシ37(二次形)、マイテ38に、スロ34と続く予定です。



品番  製品名  価格(税別)
0706  マロネ37形客車(Wルーフ)  \38,000.-


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企画・製作

写真は試作品ですので、製品とは一部異なります。