オハ34(スハ33000)形3等車
HO Scale Model

オハ34

 オハ34(スハ33000)は、昭和10年度から翌年度の間に12輛製造された特急「富士」専用の3等車です。スハ32よりシートピッチが広げられ、扇風機も取り付けられていました。新製時はスハ33000でしたが、その後スハ32800(スハ32)やスハ33650(オハ35)の増備と共に形式が33900、33980と変更され、昭和16年にオハ34になりました。新製後は1輛が予備車として下関に、他は全車東京に配置され「富士」に2〜3輛連結されていました。戦後は定員が少ないこともあり優等列車では使われなくなり、長野、静岡に福井で幹線筋の普通列車に使用され、晩年は中央線用に松本に1輛、他は富山に集中配置されて高山線などで、昭和44年まで活躍しました。

 製品は戦前の冨士に使用されていた時代の姿で、雨樋までプラの一体成形で、組易さとディティールの両立を図りました。戦後の姿を再現出来るセットも別売でご用意しました。戦後形用には戦後用の妻板、小型の電池箱、KS形発電機と配電箱がセットになっています。またキットを完成させるには、台車や通風器など、別途購入して頂く必要があります。

 発売は令和7年1月末頃を予定しています。受注生産となりますので、ご希望の方は こちら をお読みになった上、本年11月末日迄に下記ボタンよりお申し込み下さい。

 品番  製品名  価格
0353  オハ34(キット)  \59,950.-
0353-PW  オハ34戦後形化セット  \2,750.-
 
沢山のご予約を承り、有難う御座いました。