オハ35(スハ33650)形3等車
HO Scale Model

オハ35 Aタイプ

 オハ35(スハ33650)は日本を代表する3等車で、戦前から戦後に掛けて多数製造されました。今回模型化するに辺り、プラで製造した屋根が使える昭和14年度から16年度予算までで製造された、台枠がUF38で、普通屋根のタイプのみとなります。先ず第一段として、多数製造された上図のシルヘッダーや車体裾などにリベットがあるタイプと、それを緩急車改造したオハフ33の1000番代を模型化致します。その後、オハフ33とオハ35の全溶接や窓上にRの付いたタイプも予定しています。

オハフ33 1000番代
 昭和39年から40年に掛けて、各地の国鉄工場で101輛もオハ35が緩急車化改造され、その中でも台車がTR23のタイプは1000番代とされました。特徴としては、車掌室の位置がオリジナルのオハフ33とは異なるため、ブレーキシリンダの向きが逆向きになっています。更に、車掌室の窓を落とし窓に改造したり、便所の窓をHゴム化したりと、色々なタイプが存在しますが、今回模型化するのは車掌室の窓が客室の窓を流用し、便所の窓なども未改造のタイプとなります。
 製品は雨樋までプラの一体成形で、組易さとディティールの両立を図りました。更に戦前の姿を再現出来るセットや電暖セットに、オプションの扉も別売でご用意致しました。戦前形用には大型の電池箱、KL形発電機と配電箱に、丸管の便所流し管がセットになっています。電暖セットは電暖の変圧器とジャンパ栓受けが1輛分入っています。またキットを完成させるには、台車や通風器など、別途購入して頂く必要があります。

 発売は令和7年3月頃を予定しています。受注生産となりますので、ご希望の方は こちら をお読みになった上、令和7年1月19日迄に下記ボタンよりお申し込み下さい。
 オプションの扉は3種類ご用意致しました。一番左側のオリジナルはキットに同胞されている扉で、違いがわかって頂けると思います。各1輛分がセットになっていますが、戸当りやドアノブなどはキットに入っているものをご使用下さい。またこれらの扉は、既発売の丸屋根客車にも使用することが可能です。
 品番  製品名  価格
0354-1  オハ35 Aタイプ(キット)  \55,000.-
0355  オハフ33 1000番代(キット)  \56,100.-
0354-1-PW  オハ35 Aタイプ戦前形化セット  \2,750.-
1320  電暖セット   \880.-
9301  窓高扉セット  \1,100.-
9302  Hゴム扉セット  \1,430.-
9303  Hゴム(大)扉セット  \1,430.-
 
沢山のご注文を頂き、有難う御座いました。