スハフ43形客車 10番代
HO Scale Model

 実車は、昭和26年に汽車製造と日本車輌製造にて製造されたスハ44を、昭和35年度予算で急行列車等に使用するため、14輛改造されました。緩急車化改造と同時に近代化工事も行われ、全車アルミサッシの窓枠と、軽量客車と同様な出入り台扉が特徴です。改造直後は一部車輛が観光団体専用列車用として、青15号にクリームの帯という専用塗装が施されました。それ以外はぶどう色2号で登場し、臨時の「あさかぜ」や「みずほ」に使用されました。この「みずほ」が、一般形客車で運行された最後の定期特別急行列車です。その後長い間東海道や山陽の夜行急行列車に使われましたが、再末期に一部が四国へ渡りました。
 製品は、四国へ渡る前の姿まで、各時代を再現出来る様になっています。詳しくは、出入り台表示灯、出入り台扉、貫通扉に、洗面台やトイレの窓枠を、選択出来る様になっています。台車まで含めたトータルキットで、6月初旬発売を予定しています。現在ご予約を受付中です。

 また、急行列車名札灯(テールマークの行燈の正式名称です)は、追って発売を予定しています。



品番  製品名  価格(税別)
0312  スハフ43 0番代(トータルキット)  \40,800.-