昭和40年代のコンテナ車と言えばこの形式、一時期は全国何処でも目にすることが出来ました。最高速度85km/hとコキ10000よりは遅いけれど、一部路線以外ではこの速度で特急貨物！牽引機もSL、DLにELと、当時の本線機ならどの機関車でもOK？貨物列車なら編成に加えたい車輛です。

　長年に渡って増備された車輛だけに、そのヴァリエーションも数多く存在します。その中でも今回模型化するのは最大派閥？コキ10000と同じ台枠構造となり、車体長が延長されたコキ7000以降がプロトタイプです。TR63Bを履いたBタイプ（コキ7000〜コキ8539）と、TR216を履いたCタイプ（コキ8555〜8834）をご用意、追って初期車（Aタイプ）も製品化する予定です。

　最も華やかだった時代の1種コンテナ5個積みの状態では台枠以下は見えなくなってしまうため、製品では本来存在しない床板に真鍮板を使用してウェイトを兼ね、車重は90g前後と安定した走行に過不足ない数値となりました。コキ列車の魅力にコンテナのバラエティがありますが、今回はプラスチック製で下記の通り6種類ご用意しました。コキ5500 B／Cタイプ共に各コンテナが5個付属、発売は年明け1月下旬頃を予定しています。
　※キットにはカプラー、入手しやすい真鍮線、ビスなどは付属しておりません。