元々は戦後型マユ34 5〜19として昭和22年度に15輛製造された、国鉄所有の郵便車です。戦後型のオハ35同様、台枠、妻構造に台車が変更されただけで、戦前製と同じ車輛でした。オユ10登場までは最大量数を誇る郵便車でした。しかし翌昭和23年から車掌室が設置され、マユ35
1〜15へと形式変更されました。新製直後から昭和45年に廃車になるまで、前者東北、東海道に山陽と、大幹線を中心に活躍しました。外観上の変化として郵便投函口が有ります。新製当時は設けられていませんでしたが、後に両側に各1ヶ所設けられました。しかし、車番によって位置が異なりますので、製品でも対応出来る様になっています。その他、屋根上の水タンクの水口と塵除け、室内の仕切など、細部まで拘ってとことん再現致しました。直販のみですが、台車なしのお得なヴァージョンもご用意いたしました。発売は6月中旬を予定しています。また一部の車輛は後に電暖化されています。その場合、FABから発売されている電暖化改造パーツセットを別途お買い求め下さい。
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