マユニ31形郵便車
HO Scale Model

マユ35
マユニ31

 マユニ31は、昭和10から13年度に13輛製造された日本初の20m級鋼製郵便荷物車です。前位から郵袋室、区分棚室、休憩室と便所、荷物室に車掌室が設けられています。戦災や進駐軍への接収もなく全車活躍し、昭和33年の配置を見ると6輛が尾久、4輛が竜華と、以外と大きな客車区にまとまって配置されていました。その後は全国へと分散され、昭和39年には池田、深川、函館、郡山、竜華、高知に鳥栖と、北海道から九州まで、各地で活躍しました。昭和40年代になると淘汰が進み、昭和46年に10番が釜石で廃車になり形式消滅しました。また一部の車輛はスエ31に改造され、1番は昭和61年まで現役、その後三笠鉄道村に保存され現存しています。

製品は戦後に投函口を設けられた後の姿で、従来通り屋根を雨樋までプラの一体成形として、組易さとディティールの両立を図っています。また個体によって投函口の位置が異なりますが、場所を選択出来るようになっています。その他、従来通り実車の資料を基に細部まで再現してあります。 キットを完成させるには、台車や通風器など、別途購入して頂く必要があります。

 発売は令和8年1月を予定しています。受注生産となりますので、ご希望の方は こちら をお読みになった上、本年11月24日迄に下記ボタンよりお申し込み下さい。

品番  製品名  価格
0365  マユニ31(キット)  \60,500.-