鋼体化客車第二弾として合造車を発売致します。前回同様昭和27年度までの予算で製造された車輌で、特徴としては妻面に付く縦樋が角パイプなのと、発電機が木造車時代のKL形を改造したKS1形が付いた車輌の存在です。また昭和26年度予算車までは、幌座がなく、発電機が木造車と同じ中梁の直下に取り付けられています。これらの車輌も一見同じに見えますが、製造予算年度により別表の様に各部が異なっており、下記製品リストの通り多数のヴァリエーションを発売致します。勿論、オハユニ61は76番以降ベンチレータの位置が変更されていますが、それにも対応出来る様に設計されています。北海道形のオハユニ／スハニ62は、最後まで歯車式に改造されなかった車輌も存在しますので、それもご用意致しました。

　オハユニ61はローカル線用に開発された車輛ですが、千葉鉄管内でも使用されたので都心でも目にすることが出来ました。スハユニ62は北海道以外への配置もあり、最後の1輛は遠く九州は都城で昭和59年廃車になっています。オハニ61は500輛弱も製造されたため、全国で目にすることが出来る合造車でした。その北海道形であるスハニ62は需要が高く、スハユニ同様昭和59年まで現役で活躍していました。スハニ64はオハニ61の電暖取付車です。幹線筋で使用されたため荷物車へと改造されることなく活躍し、最後の1輛が廃車になったのは昭和57年でした。

　製品は今までのプシジョンブランド同様、細部まで徹底的に拘って模型化致しました。詳しくは、下記PDFファイルを参照して下さい。

　・鋼体化客車第二回製造リスト.pdf

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　更に、北海道や東北地方の一部で運行されていた混合列車用に、独立した暖房装置が取り付けられていました。鋼体化客車の発売に合わせて、代表的なウエヴァスト暖房機、その燃料タンクに屋根に付くだるまストーブ用の煙突をセットにした「鋼体化客車 冬姿セット」も発売しています。詳しくは こちら をご覧下さい。