マシ35形客車
HO Scale Model
![]() |
マシ35 11-12(Dタイプ) |
![]() |
マシ35 11-12(Dタイプ) |
![]() |
実車は、昭和26年に日本車輌にてマシ35 1〜3の3輛、川崎車輌にてマシ36 1〜2の2製、合計5輛製造された戦後初の新製食堂車です。特徴としては、車体幅を狭くして幕板をヘッダー代わりとした独特の構造で、食堂室の窓は鉄製のサッシの二重窓とベネシアンブラインドが採用されています。台車も、TR47をベースとした専用のTR46を採用しています。1〜3は川崎重工製のKM-6形冷房装置、11〜12は三菱電機製のCAC-12形冷房装置を搭載していました。川車製のマシ36は初の電化食堂車で、従来の石炭レンジの代わりに電気レンジを採用し、新製翌年には電気冷蔵庫用の冷凍装置などを新たに搭載した関係で、カシ36となっています。しかし、電化食堂車は難しかった様で、カシとなった翌年に石炭レンジと氷冷冷蔵庫へと再改造され、マシ35
11〜12へと形式変更されています。新製後1〜3は「はと」用及び予備車として品川に、11〜12は「つばめ」専用車として宮原に配置されました。東海道全線電化後、1〜3は「あさかぜ」、「はつかり」と渡り歩き、11〜12は青大将化時にオシ17と同じディーゼル発電機によるCAE-81形冷房装置へと改造され、「つばめ」「はと」の予備車として活躍しました。1〜3も「はつかり」用にオシ17が配置された後11〜12同様ディーゼル発電機によるCAE-81形冷房装置へと改造され、「はつかり」の予備車及び東北急行に使われました。その後、昭和35年からは近代化改造され、1〜3は北海道で、11〜12は東北急行に使われました。その際、1〜3の食堂室の窓がHゴム化されたのに対し、11〜12はオリジナルのままとされたのが特徴で、後に11〜12は電暖を搭載して昭和45年まで活躍しました。 |
![]() |
マシ35 1-3(Cタイプ) 近代化改造車 |
![]() |
マシ35 1-3(Cタイプ) 近代化改造車 |
![]() |
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
![]()
当店販売分は完売いたしました。お買い求めは、取り扱って頂いているModels IMON、FAB、れーるぎゃらりー ろっこうの各店へお願い致します。 |
|||||||||||||||||||||