1955年度予算の6次車は、新製時から戸袋窓が埋込Hゴム化されたのが特徴です。更新時に、前面の運行窓もHゴム化されています。今回模型化したのは、その中でも両数の多い前面腰部にタイフォンを埋め込んだタイプとなります。屋根の絶縁のビニールシートも原形のままで、デッキ上の小さなベンチレータも前位と後位では枕木方向の間隔が大きく異なるため、編成の中ではとても目立つ車輛でした。製品は、奇数偶数、どちらへでも組み立てられるように考慮されています。
　製品は、専用の前面やベンチレータをを新規に製作、細部まで実車に忠実に再現致しました。また製品を完成させるには、このキットの他に台車（TR48）床下機器などModels IMONから発売になっているパーツを別途購入して頂く必要があります。カプラーは、標準のKD711、Models IMONの旧型密連カプラー、トミーのTNカプラーに対応しています。